風韻-耳を澄ませば
2007年6月16日(土)〜7月8日(日)
 風鈴の由来
「風鈴は、仏教と共に中国より渡来したといわれています。
中国では、竹林に下げて風の向きや音の鳴り方で物事の吉凶を占う道具として使われ占風鐸(せんふうたく)とよばれていました。 日本では、青銅製鐘形の風鐸をお寺の軒下の四隅に吊り下げ、厄除けとして使われていました。
その音色は邪気を払い、音の鳴り響く範囲の村人には災いが起こらないといわれていました。
平安・鎌倉時代には、縁側に吊り下げ、外から疫病神が家の中に入るのを防いだといわれています。」
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福本双紅

「1973年京都生まれ 白磁による作品タイトルは、姿をとどめない儚いものへのまなざしを感じるものばかり。余韻に風景を見いだすような透明感のある風鈴、初挑戦。」


加藤委

「1962年多治見生まれ 1989年より小牧に薪窯築窯 土を切るような磁土の陶彫作品は、緊張感あふれる圧倒的な存在力を漂わせ、器も日常に新風巻き起こるような個性的な作品ばかり。初めての風鈴制作、風を切るような音色(?)に期待。」

7
2
辻和美

「1964年金沢生まれ 1989年に米国カリフォルニアやイタリアのミラノにて腕を磨き、1996年よりユニットでFactory Zoomerを設立。2005年には、群馬県立館林美術館にて、ガラスを使い、光と水の共鳴を楽しむインスタレーションを発表。今回は風鈴に初挑戦!」

田中千絵

「1964年千葉生まれ 1992年に今市市に工房設立し、2002年から千葉県船橋市に工房を移転し制作。個展を中心に精力的に作品発表を行っている。摩訶不思議な形から鳴り響く呼び鈴にはファンも多い。

4
5 中井川由季

「1960年茨城県生まれ つくば山麓の麓に住居と工房を構え、個展を中心に発表をつづけている。有機的な陶彫作品で楽しませてくれるが、今回の風鈴は初挑戦。風と土と空気を感じさせる作品を乞うご期待。」

畠山耕治

「1956年富山生まれ 1985年高岡市に工房設立。国内外多数の美術館に作品が収蔵。趣味を越えた音への執着は、柴芝洋彦氏の協力を得てCD発売にいたる。」

6
3
高橋禎彦

「1958年東京生まれ ドイツのグラスハウスアムヴァサートルル工房で腕を磨き帰国。現在は山梨県にほど近い神奈川県津久井町に工房を構え、工房にはドラム、車内にはウクレレとマラカスが!現役ギタリスト。国内外多数の美術館に作品が収蔵。」
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