EXHIBITION SPACE APJ
フォーラムアート・ショップでは、外側ガラス面約20メートルの空間に、1997年以降14年にわたってエキジビション・スペースにて開催してきた作家を中心に約100点のザ・コレクションを常設展示中です。
Archive 2017
これまでに開催してきたエキジビション・スペースの企画を可能な限りピックアップいたしました。エキジビション・スペースの歩みをご覧ください。
2017年8月19日〜8月27日 |
「ZOKOKU 香川漆芸作家展」於 エキジビション・スペースAPJ
"ZOKOKU - Kagawa Lacquerware Artist Exhibition" at Exhibition Space APJ
「香川のうるし小品展」於 ザ・コレクション
"Kagawa Lacquerware Artist Small Works Exhibition" at za・collection
香川の若手漆芸作家の近作の漆芸作品17点をアート・ショップ併設の エキジビション・スペースAPJで、
アート・ショップの20mにわたる ウィンドウ(ザ・コレクション)ではアクセサリーなどうるしのファッションアイテム約50点を展示。
香川の漆芸は、金沢の蒔絵(まきえ)、輪島の沈金(ちんきん)などと並び、全国的にも注目されている。
江戸時代末の玉(たま)楮(かじ)象(ぞう)谷(こく)が創始した蒟醤(きんま)、存(ぞん)清(せい)、彫(ちょう)漆(しつ)という三つの技法が特色である。彫りと鮮やかな色彩に魅力の 源泉がある。近年、香川県漆芸研究所の修了者を中心に若手漆芸作家が日本伝統工芸展 などで受賞、入選を果たし、一躍脚光を浴びている。
今回の展示では、新進気鋭の若手作家によるコンテンポラリーな視点により、
現在の トレンドを紹介し、うるしによる新しい表現とファッション・アイテムを提案します。
ショップ併設のエキジビション・スペースAPJにて、近作の漆の箱などを、
ショップウィンドウのザ・コレクションにてアクセサリーなどグッズを紹介いたします。
藪内江美 乾漆蒟醤箱「寒夜」(2013)
香川県漆芸研究所
1954年重要無形文化財保持者(人間国宝)の漆芸技術および香川県の伝統漆芸である蒟醤、存清、彫漆などの技術を伝承し、振興させるための後継者養成を目的として設置された。漆芸技術を習得する三カ年の研究生の課程と技法研究を行う研究員の課程の2課程がある。人間国宝などが指導にあたる。
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2017年6月2〜7月17日 |
「繁田真樹子 染めのキモノ」於 エキジビション・スペースAPJ
「繁田真樹子 金魚日和2017」於 ザ・コレクション
染色作家・繁田真樹子氏の新作・近作の着物4〜5点をアート・ショップ 併設のエキジビション・スペースAPJで、
アート・ショップの20mにわたる ウィンドウ(ザ・コレクション)では金魚柄など夏小物約50点を展示。
作家が高校時代を過ごした山口県柳井市の金魚ちょうちんをはじめ、金魚 グッズもショップにて展開。
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伝統的なろう染めによる技法で、海老天、巻き寿司など日常の特別なモチーフを、
爽やかに着物の型の中で表現してきた繁田真樹子氏。宝塚歌劇の衣装を担当するなど、
その活動はますます拡がる。
恒例の夏の風物詩である金魚展。2017年は、ショップ併設のエキジビション・スペースAPJにて
新作・近作のキモノの世界を、
ショップウィンドウのザ・コレクションにて繁田氏の金魚柄や夏小物を、
ショップでは、繁田真樹子氏が高校時代を過ごした山口県柳井市の有名な金魚ちょうちんをはじめ、
金魚グッズを展開予定。
柳井の白壁通り一帯に吊るされる有名な8月の風物詩を、
繁田真樹子の染めの世界とともに一足早くお楽しみください。
ショップでは、繁田金魚の注染手ぬぐいを¥1,080(税込)にて限定300部販売。 |
繁田真樹子 Shigeta Makiko |
1974年 |
山口県生まれ |
1996年 |
京都精華大学美術学部デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒業 |
1998年 |
京都精華大学大学院美術研究科修了 |
現 在 |
神戸芸術工科大学非常勤講師 |
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1997年 |
個展 エキジビション・スペース、東京 |
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[図録(¥1,000), 風呂敷『海老天』(完売)『衣替え』(各\3,500)制作] |
2003年 |
個展「繁田真樹子 金魚日和」エキジビション・スペース、東京
[和綴図録¥1200, 小風呂敷『akogare』2色違い(各\1,500)]
CDジャケット「アジアン・リラックス〜ヒーリング・コンプレーション〜」日本クラウン |
2004年 |
「金魚滿堂」エキジビション・スペース、東京
個展「繁田真樹子 染展—hope」ギャラリーギャラリーEX、京都 |
2006年 |
個展「繁田真樹子 染展—imagined scenery」同時代ギャラリー、京都 |
2009年 |
個展「繁田真樹子 キモノ展」大阪成蹊大学ギャラリー Space B、
花組 宝塚バウホール/東京特別公演「オグリ!」〜小栗判官物語りより〜 衣装担当 |
2011年 |
個展「繁田真樹子 キモノ展 『ツツンデ*ムスンデ』」ギャラリーギャラリーEX、京都 |
2014年 |
個展「繁田真樹子 金魚日和」ザ・コレクション、東京 (2016) |
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柳井の金魚ちょうちん |
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2017年4月23日〜5月28日 |
安藤 康裕 ロンド
240頭あまりのシジミ蝶やアゲハ蝶のブローチ
素材:真鍮、ステンレス、銀、セラミック塗装
M.ラヴェルの曲をモチーフに作られた蝶々のブローチ。
ウィンドウ20mに渡る蝶々のパヴァーヌ(舞踏)をお楽しみください。
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2017年4月5日〜4月23日 |
村上保 仮説の笛
Tamotsu Murakami – hypothetical flute
『村上保 彫刻作品集Ⅱ 2001-2016』¥1,000+税
A4変型サイズ(24x19cm)、40頁、カラー
彫刻家・村上保氏による新作個展。
大作4点、中小品3〜4点。
このたび、エキジビション・スペースAPJにおいて、彫刻家・村上保氏の個展を開催します。
これまで、古代遺跡、武具、楽器、想像上の生きものなどをモチーフに、
神話や民話的世界の叙情性を乾漆で表現してきました。
乾漆という伝統的技法で、合板や発泡スチロールを支持体にカシュー漆を塗り重ね、
サンドペーパーで削り、独特の肌合いを生み出しています。
「僕は今まで蝸牛(かたつむり)、柩(ひつぎ)、風船、空蝉(うつせみ)などの姿を借りて、
形を成す殻の内部、つまり不在(空っぽ)の部分にも実在と等価の“かたち”を与えようと試みてきました。
今回の展示作品も同じコンセプト上にあります。向き合った笛の発する音が共鳴し合うという“仮説”で、
笛の内部に加え、その間にできた空間の存在も喚起することを意図しています。」(作家のことば)
大作4点と中小品3〜4点の彫刻作品を展示致します。
共鳴笛-トライアングル- H85×W150×D100㎝
村上保 Tamotsu Murakami
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1950年 |
愛媛県生まれ |
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1974年 |
東京学芸大学卒業 |
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2000-01年 |
文化庁派遣芸術家在外研修員として英国滞在(Tate Britain, Tate Modernにて研修)
現在、東京都在住 |
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展覧会歴(2000年以降) |
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2000年 |
“第6回KAJIMA彫刻コンクール” (銀賞受賞)鹿島KIビル、東京
“モダンアート展” (~’16) |
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2002年 |
個展 “飛行計画”アート・ジーン・ギャラリー、U.K. |
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2003年 |
個展 “羽化”エキジビション・スペース、東京
個展 “風の触点”プラス・マイナス・ギャラリー、東京
“カオスモス ’03 マインド・スケープ”佐倉市立美術館、千葉 |
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2004年 |
個展 “羽化-飛翔空想”メタルアート・ミュージアム光の谷、千葉 |
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2006年 |
個展 “微風の森”ワコール銀座アートスペース、東京
“現代彫刻7人展”パロスギャラリー、東京 |
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2009年 |
個展 “羽化-風の居ない森”マキイマサルファインアーツ |
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2010年 |
個展 関口美術館、東京 |
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コレクション |
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三重県尾鷲市、山形県蔵王高原モニュメント、東京・神田 第一生命ビル |
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2017年3月16日〜 3月19日 |
アートフェア東京2017
https://artfairtokyo.com/
エキジビション・スペースAPJ (ブース番号 N90)
※同ブース内にて「宇野亞喜良x石黒亜矢子 二人展『変奏曲』」開催。
■出品予定作家(敬称略・50音順)
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伊能一三
「へいわののりもの(ぼうや)」2017年
漆、木、桐塑、地の粉、米粉、金箔
H200xW70xD50mm |
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高田洋一
「浮遊林—いまだに妻と話が弾むのはおかしいの」2016年
流木、燈台躑躅(ドウダンツツジ)、河原石、
黒檀、大理石、真鍮、鉛
H300xW260xD180mm |
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三橋遵
「テーブルの虹」
(H300xW300mm 版画ed.25)
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吉川かおり
「Fortune egg (north star)」2017年
石粉粘土、透明水彩、ガラス、樹脂粘土(星)
H180xW70xD70mm
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2017年2月2日~2月6日 |
ロンドン・コレクト2017 2017.2.2~6
SAATCHI GALLERY, LONDON
www.collect17.org.uk
Exhibition Space APJ (booth no. 7.4)
"Giving Form to Invisible Forces" by Mika Kenmoku, Takahito Komure, Mikiko Minewaki, Shunji Omura, Yoichi Takada
■出品予定作家5名(敬称略・五十音順)
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大村俊二
"Blade man 005"2016 |
見目未果
"Chord" 2016 |
小牟禮尊人
"mirage"2016 |
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高田洋一
"Floating Woods"2016 |
嶺脇美貴子
"superkinoko"2016 |
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店舗名 |
フォーラム・アート・ショップ |
営業時間 |
10:00~20:00 |
定休日 |
無 |
所在地 |
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号 東京国際フォーラム1F |
アクセス |
有楽町駅より徒歩1分
東京駅より徒歩5分 (京葉線東京駅とB1F地下コンコースにて連絡) |
電話番号 |
03-3286-6716 |
URL |
http://www.forum-art-shop.jp/ |